英露会談も進展なし
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【6月9日 AFP】ドイツ北部ハイリゲンダム(Heiligendamm)で開催された主要国(G8)首脳会議で8日、トニー・ブレア(Tony Blair)英首相とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の会談が行われた。元ロシア工作員アレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏の毒殺事件などをめぐり冷え切っている両国間の関係について、ブレア首相は問題解決には時間がかかるとの見方を示した。
ブレア首相は会談後の記者会見で「プーチン大統領は、ロシアに対する欧米諸国の扱いは不適切だと考えていると述べた。それに対して、私は、最近ロシアの外交政策が各国に懸念と不安をもたらしていると伝えた」と語った。
また、ブレア首相は、会談は「とても心のこもった」雰囲気だったとしながらも「さまざまな問題があるが、早急に解決できるものではないと考えている」と述べた。
2006年11月にロンドンで亡くなったリトビネンコ氏の知人は、事件の背後にロシア政府の存在を指摘していた。また、英国政府はロシア政府に対し、事件の容疑者として旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員アンドレイ・ルゴボイ(Andrei Lugovoi)氏の身柄引き渡しを要求していたが、プーチン大統領はサミット開催前、もしロシア政府が同氏の身柄引き渡しに合意すると考えているならば英国政府は「愚かだ」と発言していた。(c)AFP