【6月8日 AFP】06-07NBA・ファイナル、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)vsクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)、第1戦。試合はスパーズが85-76でキャバリアーズを降し、初戦を白星で飾った。

 スパーズは、トニー・パーカー(Tony Parker)がゲーム最多の27得点7アシスト、ティム・ダンカン(Tim Duncan)が24得点13リバウンド、さらにエマニュエル・ジノビリ(Emanuel Ginobili)がベンチから16得点8リバウンドを挙げて、ファイナル初戦をものにした。

 「トニーはほとんどの3ポイントを決めてくれ、クイックネスと能力でゴール下まで切り込み、毎回得点を重ねてくれた」と試合後にダンカンはチームメイトを賞賛した。

 パーカーはこの試合、過去2度出場したNBAファイナルの中でも最高のゲームを生み出し、4度目の優勝を目指すチームに大きく貢献した。「ポップ(ヘッドコーチのグレッグ・ポポビッチ、Gregg Popovich)は僕に攻撃的に行くように指示し、必要ならシュートを25本放っても良いって言ってくれたんだ。得点するための繋ぎ目の役に徹していたけれど、そのことは忘れろってね。そんな事言われたらやる気になるだろ?」と試合後に語ったパーカーは、ポポビッチHCに発破を掛けられていたことを明かした。

 また、ハーフタイム中のことについても話し、「ポップは我々にどうやって(前半波に乗れない)チームを改善していきたいかをわかりやすくゆっくり話してくれたんだ。久々の試合だったから、早くリズムを取り戻したかったんだ。ポップは、もっと集中してエネルギーをゲームに費やすこと、ゲームの質を上げることを僕たちに語ってくれた。僕たちはただそれを実行して、良いディフェンスをしただけだよ」と、ポポビッチHCの言葉を遂行したことが後半に流れを呼び込んだ要因になったことを明かした。

 そのポポビッチHCは、「我々のディフェンスは最高だった。最初はオフェンスが少しつまずいてたんだが、ディフェンスにおいては48分間集中し続けて良い働きをみせた。そのことがこの試合を乗り切った事に繋がっているんだよ」とチームの持ち味であるディフェンスが機能したことに満足な様子で語った。またパーカーについても、「トニーは、アグレッシブに最高のプレーをしたよ。チームに火がつく時は大抵彼から始まるんだ。彼のパワーやペネトレイトする姿勢はチームに火をつけるんだ」とこの試合の殊勲者に賛辞を贈った。(c)AFP