【6月6日 AFP】6日からドイツのハイリゲンダム(Heiligendamm)で開催される主要国首脳会議(G8)の最終文書に温室効果ガス削減の長期的目標が含まれないと、米国政府高官が述べた。

 今回のサミットのホスト国ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は地球温暖化対策は今回のサミットの最大の課題としていた。

 米環境評議会(Council on Environmental QualityCEQ)のジム・コノートン(Jim Connaughton)議長は、いかなる取り決めにも全ての国が参加すべきであり、長期的目標を定めることに米国は同意できないと述べた。

 「サミットには中国、インド、ブラジル、南アフリカが参加していない。オーストラリア、韓国、そのほか多くの温室効果ガスの大量排出国も参加していない。関連する全ての国が集まり、全ての国によって合意が形成されない限り、包括的な目標の策定などありえないが、まだその段階ではない」

 主要8か国の首脳は6日午後、バルト海に面したリゾート地ハイリゲンダムでサミットが開幕するが、これに先立ち数週間にわたり気候変動などの議題について話し合われてきた。(c)AFP