【6月4日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグで2006-07シーズンを18位で終え07-08シーズンにチャンピオンシップ・リーグへの降格が決まっているシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)のケビン・マッケイブ(Kevin McCabe)会長は、ウェストハム(West Ham)がカルロス・テベス(Carlos Tevez)らの移籍問題について何も科せられなかった決定が覆り、勝ち点が剥奪さることによってもたらされるクラブのプレミアリーグ残留に光明を見出した。

ブレイズ(シェフィールド・ユナイテッドの愛称)は、6月18日にプレミアリーグの調停会議でリーグの決定に不服を申し立てる意向を示した。マッケイブ会長はBBCのラジオ・ファイブ(Radio Five)に、「我々の訴えが受け入れられ、裁定は必ず覆るだろう。リーグ側は、そうすれば我々の残留が決まるとしている。これは推測であり、私個人の問題ではありません。リーグ側にしっかりしてもらわなければならない」と語っている。

 問題は、テベスと既にリバプール(Liverpool)に移籍をしたハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)のウェストハム入団に際し、両選手の保有権を持つとしてMSI(Media Sports Investment)が移籍交渉に関与したことで、プレミアリーグではクラブ間の移籍に第三者の介入を禁じている。2007年4月にリーグは、ウェストハムが規定違反を犯したとして罰金を支払を命じているが、勝ち点剥奪の処分は下されていなかった。

 マッケイブ会長は、「ルールを守ったクラブが降格し、ルールを破ったクラブが残留するのは不公平なものだ。今度の会議はプレミアリーグ復帰に極めて重要である。あちらが他の法的な手段に出てくることも考えられるが、こちら側は当日に向けて努力するだけ」としながらも、決定が意に反した場合は上訴も辞さないと付け加えた。

 シェフィールド・ユナイテッドは06-07シーズンを10勝8分け20敗の勝点38で終え、ウィガン(Wigan)と勝点で並ぶも得失点差僅か1で18位に終わりチャンピオンシップ・リーグへの降格が決まっていた。(c)AFP