【6月3日 AFP】主要8か国(G8)首脳会議の開催を6日に控えたドイツの港町ロストク(Rostock)で2日、反グローバリゼーションと脱貧困を掲げる数万人が集結し、サミットの開催に抗議した。数百人の極左系グループもこれに加わり暴力行為を繰り広げ、負傷者も出した。

 主催者側はデモの参加者を10万人と予想していたが、警察は2万5000人程度にとどまったと発表。

 デモは暴力行為に発展し、警察官100人以上が負傷、デモの参加者らにも負傷者が出ている。警察当局によれば、デモの参加者らは明らかに警官隊との衝突の機会をうかがっていたという。(c)AFP