【6月2日 AFP】2年半にわたる米軍主導のイラク進攻で、5月の米軍戦死者数が、ファルージャ(Fallujah)で反米勢力掃討作戦の行なわれた2004年11月以来、月次で最大となっている。

■今も増え続ける犠牲者

 米軍当局は1日、イラクで米兵が新たに3人死亡したことを発表し、死者数はさらに増え続けている。米軍発表によると、兵士2人が5月30日に死亡し、6月1日に兵士1人が銃撃によりバグダッド市内で戦死したという。

 米国防総省の発表をAFPが独自に集計したところ、2003年3月のイラク進攻開始から米兵の死亡者数は現在まで合計3482人に達た。

■襲撃による殺害、発見されない遺体も

 一方、この日は、国際テロ組織アルカイダ(Al Qaeda)に殺害されたジョゼフ・アンザック(Joseph Anzack)上等兵の告別式が、カリフォルニア州トーランス(Torrance)の出身高校で執り行われた。

 アンザックさんは5月21日、所属する部隊がバグダッド南部のMahmoudiya近くで待ち伏せ攻撃を受けた後、他の兵士2人とともに行方不明となった。この攻撃でアンザックさんのほか兵士4人と、イラク人通訳1人が死亡した。

 アンザックさんの死体は2週間後、ユーフラテス川(Euphrates River)で発見されたが、兵士2人は現在も行方がつかめていない。

 アルカイダはこの待ち伏せ攻撃を認める声明を発表している。

 今年始めには、この日告別式が執り行われた出身校で、Anzackさんが戦死したとのうわさが広まったが、真実ではないことが分かり、家族は胸をなでおろしたばかりだった。

 アンザックさんさんはワシントンD.C.郊外のアーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)に埋葬される。(c)AFP