【6月1日 AFP】欧州連合(European UnionEU)のハビエル・ソラナ(Javier Solana)共通外交・安全保障上級代表とイラン最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ(Ali Larijani)事務局長はマドリードで5月31日、イランの核開発問題をめぐり協議を行ったが、こうちゃく状態の打開には至らなかった。

 約4時間におよぶ会談後、ソラナ上級代表は記者団に対し「基本的な状況打開策は見いだせなかったが、いくつかの重要問題に関して進展があったと言えるだろう」と語った。

 両者は2週間以内に再度直接協議を行い対話を重ねることで合意したが、現在、行き詰まりを見せているイランのウラン濃縮活動停止、および国連(UN)の制裁といった主要問題については、解決に向けた進展はなかった。

 会談に先駆けて、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官はイラン政府に対し、政策転換して国連のウラン濃縮活動停止要求に応えるよう求めたが、イラン政府はこれを無視し続けている。(c)AFP