【5月30日 AFP】イランの最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ(Ali Larijani)事務局長は30日、イランのウラン濃縮活動の停止はないと言明した。

 ラリジャニ事務局長は、ハビエル・ソラナ(Javier Solana)共通外交・安全保障上級代表と31日に対談するためスペインに向かう途中テヘランの空港で、「イランの核問題を解決する上で停止というのは論理的な手法でない」と取材陣に述べた。

 ラリジャニ氏とソラナ氏は会談を重ね、イランの核問題の解決を目指し外交努力を続けている。イランはウラン濃縮活動の停止を拒否しすでに2度の国連制裁決議を受けている。欧米諸国はイランに対し、新たな制裁決議を検討している。

 ウラン濃縮活動は核燃料の生産と、高度に純化すれば原子爆弾の核弾頭製造も可能だ。米国はイランが核兵器を開発していると非難しているが、イラン政府はこれを否定し、エネルギー開発目的だと主張している。(c)AFP