【5月30日 AFP】06-07NBA、東カンファレンス・プレーオフ決勝戦、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)vsデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)、第4戦。試合はキャバリアーズが91-87でピストンズを降し、通算成績を2勝2敗とした。

 第4Qだけで13得点を挙げるなどゲームハイの25得点11アシストでダブルダブルを記録したキャブスのレブロン・ジェームス(LeBron James)は試合後、「みんながチームの勝利に向けてボールを俺に集めてくれた。成績をタイに戻せて良かった。1勝3敗でデトロイトに行くのとは全然違うからね」とチームの勝利に喜ぶと、19得点を記録したドリュー・グッデン(Drew Gooden)は「状況は良くなかったが、まだ終わったわけではなかったし、最後まで諦めなかったのが功を奏した」とチームの戦う姿勢を勝因に挙げた。

 一方、この試合に勝利すれば2季ぶりのファイナル進出へ王手となるピストンズは、チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)がチームハイの23得点を挙げる活躍を見せたが、第4Q中盤に約3分間得点を挙げる事が出来ずキャバリアーズに逆転を許し、勝利を逃した。

 敵地で2連敗を喫したピストンズのテイショーン・プリンス(Tayshaun Prince)は「デトロイトに戻ったらもう一度チームを組み立て直さなければならない」と試合後に語り、本拠地で迎える第5戦へ向けて気を引き締めていた。(c)AFP/Getty Images