【5月30日 AFP】メキシコを代表する画家フリーダ・カーロ(Frida Cahlo、1907-1954)の生誕100周年を記念し、大規模な作品展がMuseum of the Fine Arts Palaceで開催される。

 同美術館のTeresa Francoディレクターによると、史上最多の354点作品が展示されるほか、手紙や原稿50点も公開される。今回の展示のために、米デトロイト(Detroit)、マイアミ(Miami)、ロサンゼルス、サンフランシスコ、名古屋などから作品が集められた。

 カーロは、壁画家のディエゴ・リベラ(Diego Rivera、1886-1957)と二度結婚、ロシアの革命家レオン・トロツキー(Leon Trotsky)とも親交が深かった。夫の浮気性や、ポリオおよび交通事故の後遺症により、生涯にわたり精神的、肉体的苦痛に苦しんだ。そうした痛みはカーロの作品における共通のテーマであり、残酷でショッキングな肖像画を数多く残している。

 カーロは死後、「最初は伝説、次に神話に、そして教祖的存在になった」――作家のヘイデン・エレーラ(Hayden Herrera)は、1992年に出版したカーロの伝記の中で綴っている。(c)AFP