<第60回カンヌ国際映画祭>拘置所の女性看守を描いた中国映画『Ye Che』が上映される
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【5月26日 AFP】第60回カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)で25日、倫理を問われる死刑囚の世界での愛と死を描いた中国作品が上映され、中国が急速に開かれた国家になってきていることを示した。
「この10年間で、映画における創作の幅が広がりました。現在の中国を描くにはその必要があるのです」と映画『Ye Che(英題:Night Train)』のティアオ・イーナン(Diao Yi Nan)監督は語った。
同作品は「ある視点」部門に出品されており、拘置所の女性看守を描いた映画。彼女の任務は裁判所へ向かう女性囚人たちに付き添い、少なくともそのうちの1人の処刑を執行しなくてはいけないというもの。
彼女は同情と任務の間で揺れ動き、死刑囚にも尊厳を与えようとする。一方、私生活では孤独な人生を送り、結婚相談所でも成功の糸口は見出せないでいた。そんなある日、彼女への復讐のチャンスを狙う、彼女が死刑を執行した女性の夫と出会い…。
「人の脆さや失敗を発見することで、人は生命の持つ聖なる力を発見できるのです」とイーナン監督。
「死を表現したかったから、死刑をテーマに選んだ。どの時代のどんな社会でも、死刑制度は存在していたし今も存在する。これは私たちすべての人間が目を向けていることです。中国はより開かれた国家になっていくため、カンヌでこのような映画がもっともっと上映されるでしょう」。(c)AFP
「この10年間で、映画における創作の幅が広がりました。現在の中国を描くにはその必要があるのです」と映画『Ye Che(英題:Night Train)』のティアオ・イーナン(Diao Yi Nan)監督は語った。
同作品は「ある視点」部門に出品されており、拘置所の女性看守を描いた映画。彼女の任務は裁判所へ向かう女性囚人たちに付き添い、少なくともそのうちの1人の処刑を執行しなくてはいけないというもの。
彼女は同情と任務の間で揺れ動き、死刑囚にも尊厳を与えようとする。一方、私生活では孤独な人生を送り、結婚相談所でも成功の糸口は見出せないでいた。そんなある日、彼女への復讐のチャンスを狙う、彼女が死刑を執行した女性の夫と出会い…。
「人の脆さや失敗を発見することで、人は生命の持つ聖なる力を発見できるのです」とイーナン監督。
「死を表現したかったから、死刑をテーマに選んだ。どの時代のどんな社会でも、死刑制度は存在していたし今も存在する。これは私たちすべての人間が目を向けていることです。中国はより開かれた国家になっていくため、カンヌでこのような映画がもっともっと上映されるでしょう」。(c)AFP