【5月25日 AFP】「一人っ子政策」などで知られる中国政府の産児制限政策に関し、中国南部の広西(Guangxi)チワン族自治区で25日、住民側は当局に対し政策の修正を要求した。前週末以降、住民らの違反罰則に対する抗議が暴動に発展していた。
 
 同自治区では3か月前から、産児制限政策の強化と家族計画の徹底を目指し、厳格な措置を開始。出産制限に違反した世帯へは罰金・財産没収などを行った。住民らによると罰則には、堕胎の強制、財産の破壊、逮捕なども含まれていたという。18日、19日には抗議する数万人の群衆と警官隊が衝突した。(c)AFP