【5月24日 AFP】トルコ政府は23日、前日に首都アンカラ(Ankara)で発生した爆発事件について、クルド系武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' PartyPKK)」に所属すると見られる自爆テロ犯によって実行されたと発表した。ただし、PKK側は関与を否定している。

 前日、商業地区ウルス(Ulus)で夕刻の混雑時を直撃した爆発で6人が死亡、121人が負傷。政府当局筋によると、負傷者のうち8人は国際防衛産業フェア参加のため当地を訪れていたパキスタン人と確認された。

 アンカラのKemal Onal知事は記者団に対し、「死亡者および負傷者の名簿に載っていない犯罪歴のある男性の体の一部を警察が発見した」と発表。同知事によると、この男性の身元はGuven Akkus容疑者(28)と判明し、体にプラスチック爆弾を巻きつけて犯行を実行したと見られている。ただし、同容疑者が本当にPKKのメンバーであったかはまだ明らかになっていない。

 一方のPKK側は直ちに関与を否定。同組織は、クルド人独立国家を目指し、主にクルド系住民の多い南東部で22年に及ぶ武力抗争を続けている。PKKは、今回の攻撃を実行しておらず、また指示もしていないとの声明を発表している。(c)AFP/Hande Culpan