【ソウル 21日 AFP】北朝鮮の金正日(Kim Jong-Il)総書記は、自身が委員長を兼任する最高軍事指導機関、国防委員会の人事を一新した。新人事では、同委員会に専従となる上層部が増員された。

 北朝鮮の軍事上層部ではこれまで、国防委員会と軍部のポストを兼任することが通常だったが、今回の異動では、人民軍陸軍の作戦局長だった李明秀(イ・ミョンス、Ri Myong-Su)氏が国防委員会専属として任命されたほか、専従の上層部が増員された。軍事力を最優先に掲げる金政権下で、国防委員会が最も強力な機関となった、と21日付の韓国聯合(Yonhap)ニュースは報じた。

 今回の人事に先立ち4月には、金英春(キム・ヨンチュン、Kim Yong-Chun)前人民軍総参謀長も参謀長を退き、国防委員会副委員長に異動していた。 

 韓国国家情報院は「情報を確認中」とし、報道内容について声明を控えた。

 写真は、平壌の金日成(Kim Il-Sung)広場でのパレードを控え、広場を手作業で清掃する人々(2007年4月22日撮影)(c)AFP