【ベルリン/ドイツ 20日 AFP】サッカー、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するイングランド代表オーウェン・ハーグリーブス(Owen Hargreaves)が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)へ移籍間近と地元ドイツで報じられた。

 地元の週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は、ハーグリーブスが移籍金約2500万ユーロ(約41億円)でマンチェスター・ユナイテッドと4年契約に合意したと報じている。

 この移籍話が本当であれば、ハーグリーブス獲得を熱望していたマンチェスター・ユナイテッドと放出を否定し続けたバイエルンによる06サッカーW杯以前から繰り広げていた攻防に終止符が打たれる事になる。

 バイエルンのフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)会長は、地元テレビ局のインタビューに対し「もしオファーが本当に2500万から3000万ユーロ(約41億から50億円)であるなら、真剣に考えざるを得ない。選手の需要を満たすような条件と合致すれば理事会もこの考えに同意してくれるだろう」と語り、移籍金額次第では放出も有り得る事を示唆した。

 ハーグリーブスはバイエルンで145試合に出場し、2001年には欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)優勝にも貢献しているが、19日に行われたブンデスリーガ最終節のマインツ05(Mainz 05)では出場機会を与えられず、試合後も自身の思惑に関するコメントは控えている。

 英国のオブザーバー(Observer)紙は、この移籍の決定後にバイエルンはチェルシー(Chelsea)に所属するオランダ代表のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)獲得に動くと報道しており、水面下では早くも来シーズンに向けて新戦力争奪戦が繰り広げられている。

 写真は、バイエルンのフォトセッションに臨むハーグリーブス(2006年8月2日撮影)。(c)AFP/Getty Images/DDP JOHANNES SIMON