【カンヌ/フランス 20日 AFP】開催中の第60回カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)で20日未明、コンペティション部門外特別招待作『U2 3D』の上映を翌日に控えたアイルランド出身のロックバンドU2が、レッドカーペットで10分間のショートライブを行った。

 ボーカルのボノ(Bono)はファンにサインをした後、バンドのメンバーとともにライブ会場となったフェスティバル・パレス(Festival Palace)の階段に上った。

 「60回記念おめでとう!」ボノは60回目を迎えたカンヌ映画祭を祝ってフランス語で叫び、ステージに上がった。さらにフランス語で「ここの海岸ではよく眠っていますよ」と続けた。

 会場には映画祭審査員を務めるハビエル・バルデム(Javier Bardem)とマリア・デ・メディロス(Maria de Medeiros)も駆けつけ、U2の演奏に合わせて観客と一緒に踊った。U2は最新アルバムのタイトル曲「Vertigo」と1987年のヒット曲「Where the Streets Have No Name」などを披露した。U2がカンヌでロックを演奏するのは今回が初めて。

 この『U2 3D』は、U2の南米でのライブツアーを題材にしたドキュメンタリー映画で、アイルランド出身のキャサリーン・オーウェンズ(Catherine Owens)と米国のマーク・ペリントン(Mark Pellington)が監督を務め、2006年に撮影された。全編3Dで撮影された初めてのライブ映画であり、映画を見た観客ができるだけコンサート会場と同じ体験を味わえるようにとの狙いがある。映画は80分間の上映で、U2は映画の中で15曲披露している。

 写真は20日、パフォーマンスを披露するボノ(左前)、ベースのアダム・クレイトン(Adam Clayton、右)、ドラムのラリー・マレン(Larry Mullen、左後)。(c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT