【ワルシャワ/ポーランド 20日 AFP】ワルシャワ(Warsaw)で19日、国内始め欧州各国から集まった同性愛者の権利向上を訴える活動家らが年に一度の集会を開催した。警察によると、「Equality Parade」と名づけられた行進に約4000人が参加した。カトリック教徒が圧倒的多数のポーランドではほかの欧州国に比べ、同性愛者への批判が厳しい。

 多くの参加者は、同性愛者の権利を象徴する虹色の旗を掲げ、カトリック急進派を批判する意味で聖書の言葉を引用し、「なんじの隣人を愛せ」のスローガンを叫び行進した。

 ポーランド以外の欧州連合(European UnionEU)内の国々で行われる同性愛者のイベントでは恒例となっている派手な衣装はほとんど見受けられなかった。

 ワルシャワでの行進は2001年に始まったが、開始当時の参加者は少なかった。同国では従来から同性愛者への風当たりは強く、政治的非難や暴力行為を受けることもある。

 19日の行進ではそのような暴力的な反対抗議への参加者は少なかったが、そのほとんどが極右派の若者たちだったという。ワルシャワ警察の報道担当者はAFPに対し、「(反対抗議への)参加者5人が逮捕された」と語った。

 写真は同日、パレードへの参加者。(c)AFP/WOJTEK RADWANSKI