【ポツダム/ドイツ 19日 AFP】辞任した世界銀行(World Bank)のポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)総裁の後任について、財務相会合を終えた主要8か国(G8)は19日、米国の裁量に委ねる従来の慣行を容認する姿勢を示した。

 ロバート・キミット(Robert Kimmit)米財務副長官は記者会見で、各国の意見も聞きたいとしつつ、世銀の運営に関する慣行を修正する理由はないとの立場を示した。

 従来より世銀の総裁は米国から、国際通貨基金(International Monetary FundIMF)の総裁は欧州諸国から選出されることとなっている。

 後任人事の決定にあたって主導的な役割を果たすものと見られているヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官は「総裁に米国人を輩出し続けてきた慣行は、世界をより良いものとしてきた」と語る。同米財務長官は財務相会合を欠席した。

 写真はベルダー(Werder)で同日、会合終了後に記者会見に臨むキミット米財務副長官。(c)AFP/DDP/MICHAEL URBAN