イラク特措法延長に反対する、市民約100人が抗議デモ - 東京
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【東京 19日 AFP】航空自衛隊のイラク派遣を2年間延長する「イラク復興支援特別措置法改正案」に反対する平和活動家ら約100人が19日、東京の防衛省前で抗議活動を行った。この法案は15日に衆院本会議で可決され参院に送付され、今国会で成立する見通しとなっている。
主催の「ワールド・ピース・ナウ(World Peace Now)」のメンバーらは、「戦争反対」、「戦争をやめろ」などと書かれた横断幕を掲げ、交代でマイクの前にたって次々に反戦のスピーチを行った。
その後、安倍晋三首相と久間章生防衛相宛に、「イラク戦争は不正義の戦争で、イラク駐留自衛隊の活動内容は『輸送活動』の範囲を超えている。航空自衛隊が輸送する兵士や武器は『治安維持』や『安全確保』という大義名分のもと、イラクの民間人を殺害している。イラク戦争と占領を直ちにやめ、航空自衛隊のイラク派遣を2年延長する法案は廃案に」という内容の書簡を提出した。
朝日新聞が3月に実施した世論調査の結果によれば、69%の有権者が航空自衛隊のイラク派遣期間延長に反対している。
写真は19日、抗議デモに参加する僧侶と着物姿の女性。(c)AFP/TORU YAMANAKA
主催の「ワールド・ピース・ナウ(World Peace Now)」のメンバーらは、「戦争反対」、「戦争をやめろ」などと書かれた横断幕を掲げ、交代でマイクの前にたって次々に反戦のスピーチを行った。
その後、安倍晋三首相と久間章生防衛相宛に、「イラク戦争は不正義の戦争で、イラク駐留自衛隊の活動内容は『輸送活動』の範囲を超えている。航空自衛隊が輸送する兵士や武器は『治安維持』や『安全確保』という大義名分のもと、イラクの民間人を殺害している。イラク戦争と占領を直ちにやめ、航空自衛隊のイラク派遣を2年延長する法案は廃案に」という内容の書簡を提出した。
朝日新聞が3月に実施した世論調査の結果によれば、69%の有権者が航空自衛隊のイラク派遣期間延長に反対している。
写真は19日、抗議デモに参加する僧侶と着物姿の女性。(c)AFP/TORU YAMANAKA