米企業が民兵組織に資金援助、元組織代表が証言 - コロンビア
このニュースをシェア
【メデジン/コロンビア 18日 AFP】武装解除したコロンビアの右派民兵組織、コロンビア自警軍連合(United Self-Defense Forces、AUC)のサルバトーレ・マンクソ(Salvatore Mancuso)元代表が14日、米国に拠点を置く多国籍のバナナ生産企業3社から違法な資金援助を受けていたことを地元の新聞に明らかにした。
マンクソ元代表は、米国を拠点にする多国籍企業チキータ(Chiquita Brands)社、ドール(Dole)社、デルモンテ(Del Monte)社の名前を挙げ、さらにコロンビアのBanacol社、Uniban社、Proban社からも資金の援助があったと述べている。ドール社がこれらの資金をまとめていたという。
また「これらの企業が輸出するバナナ1かごにつき1セントの計算で資金を受ける契約があった。他のバナナ関連企業からも年に2回資金の提供があった」と語った。
写真は17日、メデジンの裁判所に出廷するマンクソ元代表。(c)AFP/Luis BENAVIDES
マンクソ元代表は、米国を拠点にする多国籍企業チキータ(Chiquita Brands)社、ドール(Dole)社、デルモンテ(Del Monte)社の名前を挙げ、さらにコロンビアのBanacol社、Uniban社、Proban社からも資金の援助があったと述べている。ドール社がこれらの資金をまとめていたという。
また「これらの企業が輸出するバナナ1かごにつき1セントの計算で資金を受ける契約があった。他のバナナ関連企業からも年に2回資金の提供があった」と語った。
写真は17日、メデジンの裁判所に出廷するマンクソ元代表。(c)AFP/Luis BENAVIDES