【ミラノ/イタリア 17日 AFP】サッカー、イタリア杯(Italian Cup)・決勝、インテル(Inter Milan)vsローマ(AS Roma)、第2戦。試合は1-2でインテルに敗れたものの、2試合合計7-4でローマが8度目の優勝を飾った。

 ローマは90-91シーズン以来の優勝を飾り、過去2回の決勝で敗れているインテルに借りを返す形となった。

 インテルのイバン・コルドバ(Ivan Ramiro Cordoba)が後半27分に2枚目のイエローカードを受け退場となり、ローマのクリスティアン・パヌッチ(Christian Panucci)も試合終了直前に一発退場。また他4選手にも警告が出され、さらにインテルのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督が審判と口論の末スタンドから追放されるなど荒れた試合となった。

 前半3分にデヤン・スタンコビッチ(Dejan Stankovic)が放ったシュートがクロスバーに当たり、惜しくもゴールにはならず、またその3分後、再びスタンコビッチがボレーを放つなど、インテルは試合開始早々からプレッシャーをかける。しかし、前半25分にパトリック・ビエラ(Patrick Vieira)がローマのロドリゴ・タッディ(Rodrigo Taddei)と交錯して右足を負傷し、フリオ・リカルド・クルス(Julio Ricardo Cruz)と交代を余儀なくされた。そのクルスは、前半終了直前にゴールを決めるもののオフサイドとなって幻に終わっている。

 一方ローマは、GKのアレクサンドル・ドニ(Alexander Doni)がインテルのエルナン・クレスポ(Hernan Crespo)のヘッドを好セーブするなど、前半インテルに得点を許さなかった。最初の決定的なチャンスは、フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)の大きく曲がったフリーキックであったが、インテルのGKフランチェスコ・トルド(Francesco Toldo)に阻まれた。

 後半開始後もインテルは積極的に前線を押し上げ、後半5分にダグラス・マイコン(Douglas Maicon)の右からのクロスをクレスポが頭で合わせて先制点を挙げると、後半11分にはリカルド・クルスがローマのGKドニの股抜きゴールで2点目を挙げ、インテルは僅かな望みをつないだ。
 
 インテルは後半27分のコルドバの退場により、チャンスは費えたが、逆にローマは後半36分、トッティのクロスからシモーネ・ペロッタ(Simone Perrotta)がゴールを決めて優勝を確実なものとした。

■トッティ「とても良い気分」

  ローマの主将であるトッティは、「過去2年間インテルが優勝カップを掲げるのを見なくてはいけなかった。だから最終的に勝ててとても良い気分だ。今回が今後多くのトロフィーを獲得するためのスタートであることを期待しよう。今季チームは大きく成長したし、この勝利は(将来)重要な足がかりであったと証明できるであろう」と優勝トロフィーを手中に収めた喜びを語った。

■マンチー二監督 チームの試合への姿勢を賞賛

 一方インテルのマンチー二監督は、チームが諦めずに戦ったったことに対し、「並々ならぬものだった。2-0となったときに、このままいけるのではないかと感じた。コルドバが退場になり、その後は難しい状況となった」と話している。

 写真は、優勝トロフィーを掲げる喜ぶトッティ。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE