【ロンドン 15日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は、イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)が、アルゼンチン代表のカルロス・テベス(Carlos Tevez)とハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)の獲得に際し、プレミアリーグの規約に違反したかどうか調査を行うことを明らかにした。

 FIFAのジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は「我々は慎重に状況を見極める。リーグとFAにより問題が対処され、移籍契約がどのように行われたのか確認が取れ次第、報告書を提出させ内容を確認する。我々にはどのように問題が対処されるかを確認する権利と責任がある。移籍に問題があると確認できるならば、FIFAの規則を適用することになる」と語り、さらに「問題は2人の選手の保有権と関係しているが、FIFAの規則からすると移籍は国際移籍の規則に沿って行われた」と2選手のコリンチャンス(Corinthians)からウェストハムへの移籍は、国際移籍の規則を満たしているとする見解を明らかにした。

 プレミアリーグは、テベスとマスケラーノの獲得に際しルール違反があったとし、ウェストハムに対し550万ポンド(約13億円)の罰金を科す処分を既に下している。しかしリーグ最終節に敗れプレミアリーグからの降格が決まったシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)を中心としたいくつかのクラブは、処分が軽すぎるとしてウェストハムの勝ち点の減点を求め、リーグに対し法的な手段をとる検討をしている。(c)AFP