【リマ/ペルー 14日 AFP】ペルー(Peru)で訴追され、チリ(Chile)に滞在中のアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元ペルー大統領(68)は13日、ペルーのテレビ局フレクエンシア・ラティナ(Frecuencia Latina)のインタビューで、チリ最高裁がペルー側の身柄引渡し要求に応じる決定を下した場合は「従う」との考えを表明した。

 また、チリ国外への逃亡や、送還を避けるため日本大使館に亡命申請をするなどの対処は「考えていない」と述べた。

 チリ最高裁は、数週間以内に身柄引渡しについて決定するとみられる。

 フジモリ元大統領は、1990年から2000年までの大統領在任中に人権侵害や汚職などにかかわった容疑で訴追されている。同元大統領はペルーと日本の二重国籍を持ち、2000年から日本に滞在していたが、2005年11月に急きょチリに入国。チリ警察当局に身柄を拘束され、6か月後に保釈された。

 現在は、チリの首都サンティアゴ(Santiago)の日本大使館近くに滞在しており、チリからの出国は認められていない。

 写真はサンティアゴで、車で外出するフジモリ元大統領(2月20日撮影)。(c)AFP/Geraldo CASO BIZAMA