【カラチ/パキスタン 13日 AFP】南部カラチ(Karachi)で12日、与野党の支持者らの間で衝突が発生し34人以上が死亡、約100人が負傷した。治安筋の高官がAFPに伝えた。

 犠牲者の大半は、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領に停職処分を受けているイフティカル・ムハンマド・チョードリー(Iftikhar Mohammad Chaudhry)最高裁長官を支持して集会を開催した野党の職員で、その中でも主にパキスタン人民党(Pakistan People’s Party)のメンバーが多く含まれるという。

 死者数が上方修正されるとの見方が広がる中、同長官は同日に予定していた支持者らに向けた演説を中止し、首都イスラマバード(Islamabad)に戻った。同長官の弁護団の1人が明らかにした。

 Imdad Awan弁護士はチョードリー長官が、「わたしは弁護士協会の人々に向け演説を計画していが、政府がわたしの弁護団に首都に戻るよう求めたため、それに従い彼らと一緒に飛行機で帰ってきた」と語ったことを伝えた。
 
 ムシャラフ大統領は3月9日、同長官が職権を乱用した疑いがあるとして停職を言い渡したが、その後全国で抗議運動が相次いで発生し、今回34人の死者が出るという最悪の事態に発展している。

 写真はカラチで同日、放火したバイクを踏みつける活動家たち。(c)AFP/Rizwan TABASSUM