【ロサンゼルス/米国 12日 AFP】昨年飲酒運転で逮捕され、現在リハビリプログラムを受けている俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson)。その後の彼の経過について裁判を担当した判事が11日、順調にプログラムをこなしていることを賞賛した。

 2006年7月にパシフィック・コースト・ハイウェイ(Pacific Coast Highway)を走行中に飲酒運転の現行犯で逮捕されたメル・ギブソン氏は、逮捕された際、警官に向かって「ユダヤ人は世界中の戦争に対して責任がある」など暴言を吐いたことも後日明らかになった。

 逮捕後、自らを「卑劣」と言及し、飲酒により感情をあらわにしたことを何度も謝罪している。

裁判の結果、3年間の執行猶予と1300ドル(約15万6300円)の罰金、約1年間にわたってアルコール依存者更生会に参加するよう判決が命じられた。

■更正に向けて順調な状況、周囲の評価高

 現在の状況を判断するため開かれた審問で、ローレンス・ミラ(Lawrence Mira)判事はギブソンの献身的な態度に感銘を受けたという。

「ギブソンのリハビリテーションはとても効果をあげていると信じている。それを邪魔したくない」とミラ判事。審問会への出席を彼に強制することよりも、現在の状況に理解を示すことの重要性を語った。その際ミラ判事は、今週初めにギブソンと直接話したことも明らかにした。

 ギブソンの弁護士であるBlair Berk氏は「彼は非常によくやっている。全プログラムをやり遂げた」と様子を語った。

 写真はメキシコ・シティで行われた『Apocalypto』のプレミア会場に姿を見せ、報道陣に向けて親指を立ててみせるメル・ギブソン(2007年1月15日撮影)。(c)AFP/Ronaldo SCHEMIDT