【カブール/アフガニスタン 12日 AFP】イスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)は11日、5週間以上前に拉致した人道支援団体「Terre d’Enfance(子どもたちのための世界)」の仏人職員Eric Damfreville氏を解放し、同僚の現地職員3人の身柄については今後決定することを表明した。

 タリバンのYousuf Ahmadi広報担当がAFPに伝えたところによると、Damfreville氏は南部カンダハル(Kandahar)州の長老らに身柄を一旦預けられ、その後赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡された。

 ICRCによると、同氏はカンダハルの空港でフランスの当局者に引き渡され、病院へと搬送されたようだが、健康状態については不明とのこと。

 一方フランスでは、フィリップ・ドストブラジ(Philippe Douste-Blazy)外相が同氏の解放を確認、同国大使館の職員が付き添っていると述べた。

 タリバンのAhmadi広報担当は、Damfreville氏の解放を決定したのは、次期仏大統領のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)氏が演説の中でアフガニスタンからの仏軍撤退に言及したためと述べた。

 写真は4月14日にカナダの公営テレビ、カナダ放送協会(CBC)のホームページに公開されたDamfreville氏。(c)AFP/CBC