【カネ・トン・ルシヨン/フランス 9日 AFP】フランスの競泳選手のロール・マナドゥ(Laure Manaudou)が記者会見を開き、これまでコーチを務めてきたフィリップ・ルーカス(Philippe Lucas)氏から離れ、イタリアのトリノを拠点とする水泳クラブ、LaPresse Nuotoで活動する事を、会見に同席した同クラブのパオロ・ペンゾ(Paolo Penso)氏と共に発表した。

 マナドゥは、メルボルンで行われた第12回世界水泳選手権(12th World Swimming Championships)の200メートルと400メートル自由形で優勝を飾り、2008年に開催される北京五輪でメダル獲得に期待がかかっている。

 フランス人コーチのルーカス氏の下、母国で練習を積んでいたマナドゥは、その生活に見切りをつけ、恋人であるイタリアの競泳選手ルカ・マリン(Luca Marin)が住むイタリアに居を移すと発表した。

 マナドゥは「練習拠点をを移すのは、練習環境を変えて何かを変える為で私にはその必要がありました。衝動的な行動と言われていますが、そんな事はありません。北京五輪後にルーカス氏の元を去るつもりでしたが、それが今起きただけの事で、(五輪の)3か月前にこのようなことをするよりは良いと思います。スポーツに携わる者として新しい事に挑戦するのは当たり前のことです。そして、この挑戦がまた私を刺激してくれるだろうし、私自身もう一度五輪で金メダルを獲得したいと思っています」と語った。またフランスからイタリアへの国籍変更問題については、「何があってもこれからも私はフランス人としてフランスの為に泳ぎます」と、フランス国民の不安を払拭した。

 写真は、記者の質問に答えるマナドゥ。(c)AFP/RAYMOND ROIG

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