太陽の500億倍の明るさ、超新星「SN 2006gy」 - 米国
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【ワシントンD.C. 9日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は7日、2006年秋に発見されたSN 2006gyは観測史上最も明るい「超新星」であったことが判明したと発表した。超新星発生時には太陽の500億倍の明るさが70日間も持続したという。
■ 超新星の誕生
NASAの観測チームは、2006年秋から、カリフォルニア州ハミルトン山(Mount Hamilton)頂のリック天文台(Lick Observatory)とハワイ(Hawaii)島マウナケア(Mauna Kea)のケック天文台(Keck Observatory)で観測を続けてきた。チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)を用いて計画を指揮したカリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)のDave Pooley教授は、「非常に質量の大きな星が死滅したと見られる」と述べた。
超新星は通常、中心部で核エネルギーの生産が停止した古い星が、自らの重みに耐えかねて爆発した際に発生する現象。しかし専門家は今回の爆発について、ガンマ線が分子の変化をもたらし星のエネルギーが低下したことから発生したものと見ている。
■ 宇宙の起源を研究する契機に?
太陽の8倍以上の重さの星が爆発しないと「超新星」にはならないが、SN 2006gyは太陽の約150倍の重さを持っていたと見られている。
Dave Pooley教授は「宇宙のはじまりにはどの星もこのくらい巨大だったはず。これほど巨大な星の死滅を観測できるのは非常にまれなこと」と述べている。
■ 銀河系でも近々?
今回の爆発は地球から約2億4000万光年離れた銀河で発生したが、その現象は太陽系を含む銀河系(Milkyway Galaxy)の将来を考える際にも役に立つ。銀河系の竜骨座イータ星(Eta Carinae)が同程度の質量を持つため、NASA観測チームはイータ星も近々爆発する可能性があると見ている。
ボルチモア(Baltimore)の宇宙望遠鏡科学協会(Space Telescope Science Institute)のMario Livio氏は、「仮にイータ星が爆発すれば、歴史における最も大規模な天文ショーの一つとなるだろう」と語る。
写真は、8日公表されたSN 2006gyのイラストレーション。(c)AFP/NASA
■ 超新星の誕生
NASAの観測チームは、2006年秋から、カリフォルニア州ハミルトン山(Mount Hamilton)頂のリック天文台(Lick Observatory)とハワイ(Hawaii)島マウナケア(Mauna Kea)のケック天文台(Keck Observatory)で観測を続けてきた。チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)を用いて計画を指揮したカリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)のDave Pooley教授は、「非常に質量の大きな星が死滅したと見られる」と述べた。
超新星は通常、中心部で核エネルギーの生産が停止した古い星が、自らの重みに耐えかねて爆発した際に発生する現象。しかし専門家は今回の爆発について、ガンマ線が分子の変化をもたらし星のエネルギーが低下したことから発生したものと見ている。
■ 宇宙の起源を研究する契機に?
太陽の8倍以上の重さの星が爆発しないと「超新星」にはならないが、SN 2006gyは太陽の約150倍の重さを持っていたと見られている。
Dave Pooley教授は「宇宙のはじまりにはどの星もこのくらい巨大だったはず。これほど巨大な星の死滅を観測できるのは非常にまれなこと」と述べている。
■ 銀河系でも近々?
今回の爆発は地球から約2億4000万光年離れた銀河で発生したが、その現象は太陽系を含む銀河系(Milkyway Galaxy)の将来を考える際にも役に立つ。銀河系の竜骨座イータ星(Eta Carinae)が同程度の質量を持つため、NASA観測チームはイータ星も近々爆発する可能性があると見ている。
ボルチモア(Baltimore)の宇宙望遠鏡科学協会(Space Telescope Science Institute)のMario Livio氏は、「仮にイータ星が爆発すれば、歴史における最も大規模な天文ショーの一つとなるだろう」と語る。
写真は、8日公表されたSN 2006gyのイラストレーション。(c)AFP/NASA