【ラマディ/イラク 7日 AFP】抗争が続くイラク西部アンバル(Anbar)県の県都ラマディ(Ramadi)で7日、自動車爆弾が爆発し、20人が死亡した。

 アンバル県の治安維持を指揮するイラク軍のTareq al-Dulaimi大佐の発表によると、爆発が起こったのは2か所で「それぞれの現場で10人が死亡した。どちらも自動車による自爆攻撃だった」。

 1件目の爆発はラマディ北方の大きな市場で発生した。2件目は15分後、2キロ離れた警察の検問所前で並んでいた車列に、爆発した自動車が突っ込んだ。

 イラク政府と米軍主導の多国籍軍による合同作戦が、ラマディの治安回復に成功しつつあるとみられていたが、2件の連続爆発によってくつがえされた。

 ラマディでは、地元の部族指導者たちが米軍と協力し、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)につながる反政府勢力に対抗してきたため、過去数か月の間に宗派間抗争などの暴力事件が大幅に減少していた。一方でアルカイダ勢力側は、爆弾による反撃を続けている。

 写真は4月7日、トラックが爆発したラマディ近郊の検問所付近を捜査するイラクの警官。(c)AFP