【アンカラ/トルコ 6日 AFP】トルコ国会は6日、国会議員による大統領選挙が行われることになっていたが、定足数を満たすことができず、投票が実施できなかった。大統領選挙には唯一アブドラ・ギュル(Abdullah Gul)外相が立候補している。

 ビュレント・アルンチ(Bulent Arinc)国会議長は、10分間に2度、出席議員の点呼を行った。しかし、1度目は356人、2度目は358人しか出席しておらず休会となった。トルコの憲法裁判所は「選挙を有効とするためには、3分の2にあたる367人が必要だ」との判断を下していた。

 アリンチ議長は「国会を9日に再び召集し、再度投票を行う」と述べたが、ギュル候補は6日の投票前に、「この投票で当選が認められないならば、立候補を取りやめることもありうる」と述べていた。

 4月27日に行われた第1回投票で、唯一立候補しているアブドラ・ギュル(Abdullah Gul)外相は、357票を得た。しかし先週、憲法裁判所は「当選には367票が必要だった」との判断を下し、選挙の無効を宣言した。

 写真は同日、定足数われをした国会の議定。(c)AFP