【ワルシャワ/ポーランド 4日 AFP】女子テニス、J&Sカップ(J&S Cup 2007)・シングルス準々決勝。大会第1シードのジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)は、イタリアのマーラ・サンタンジェロ(Mara Santangelo)と対戦。エナンは、セットカウント2-0(6-2、6-1)のストレートでサンタンジェロを降し準決勝進出を決めた。

 2005年の同大会を制したエナンは、サンタンジェロにブレークポイントを1つしか許さず、力強く正確なショットでサンタンジェロを圧倒し、第1セットをゲームカウント2-1でリードすると、サンタンジェロのダブルフォルトなどもあり第1セットを先取した。早々と4-0のリードを得た第2セットは、サンタンジェロのバックハンドボレーが外れると、エナンは65分で勝利を手中に収めた。

 試合を終えたエナンは「昨日よりも良いサーブが打てた。積極的に行けたし、上手く動けていたと思う。特にボールが上手く拾えたからディフェンス面が良かった。このような形の勝利は今後の自信になる。まだクレイコートでは(今季)2試合目だから、とても嬉しい。」と語った。

 エナンは準決勝で大会第4シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)と対戦する。(c)AFP/WOJTEK RADWANSKI