【ロンドン 5日 AFP】通信大手ロイター(Reuters)は4日、同社が買収を持ちかけられている事実を発表した。

 提案者が誰であるかは明らかにされていないものの、カナダのグローブ・アンド・メール(The Globe and Mail)紙は、提案者はカナダのトムソン社(Thomson Corporation)ではないかとの見方を示している。また、「メディア王」ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏率いるニューズ・コーポレーション(News Corp.)によるダウ・ジョーンズ(Dow Jones)への買収提案に対抗するものではないとも同紙は付け加えている。ダウ・ジョーンズはロイターのライバル会社。

 この報道を受けてロイターの株価は30%以上上昇し、市場における株価総額は4日の終値で77億ポンド(約1兆8400億円)を記録している。

 この件について専門家は、もし提案者がトムソン社ではないとすれば米インターネット大手グーグル(Google)か、そうでなければ民間ファンドであろうとの見方を示している。

 写真はロンドンのカナリー・ウォーフ(Canary Wharf)にあるロイター社の新社屋(2006年6月16日撮影)。(c)AFP/SHAUN CURRY