【キエフ/ウクライナ 4日 AFP】ビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領とビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)首相は4日、議会選挙の前倒しで合意した。繰り広げられていた激しい権力闘争は、この合意により終結するものと思われる。

 ウクライナは4月2日に親露派のヤヌコビッチ首相が、親欧米派のユーシェンコ大統領からの議会解散と早期選挙開催の指示を拒否しており、政治的に危機的状況に陥り、こうちゃく状態が続いていた。

 大統領府は、キエフ(Kiev)でのユーシェンコ大統領とヤヌコビッチ首相の会談後、「われわれは選挙の前倒しについて基本的に合意した」との声明を発表。ヤヌコビッチ首相も、キエフ中心街の独立広場(Independence Square)で数千人の支持者を前にした演説で、合意内容について確認した。

 具体的な日程などは未発表で、ユーシェンコ大統領は早くても2か月後の開催を示唆している。

 写真は同日、独立広場での集会でヤヌコビッチ首相の演説を聞く女性。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY