【パリ 5日 AFP】大統領選決戦投票に臨む社会党(Parti SocialistePS)のセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)候補は4日、右派の与党・国民運動連合(Union pour un Mouvement PopulaireUMP)のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)候補が決選投票へ向け支持率を伸ばす中、同氏が当選すればフランスは暴力的国家に陥ると「警告」した。

 過去数十年間で最も注目を集めている選挙で、同国初の女性大統領を目指すロワイヤル候補は、選挙活動最終日に出演したラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)の番組で、「有権者にはもう一度よく考えて欲しい」と述べた。

 サルコジ候補は勝利が確実視されており、4つの最新調査でサルコジ候補が53-54.5%の得票率で、同45.5-47%のロワイヤル候補に勝利すると予想されている。2日夕刻に行われたテレビ討論後の調査では、同候補の支持率は0.5~2.5%上昇している。

 ロワイヤル候補はサルコジ候補をメディア界や経済界から支持を得た「極右候補」と表現し、同候補の内相時代に暴動が起きたような移民の多い地域では歓迎されていないと強調した。

 これに対しサルコジ候補は、ロワイヤル候補は支持率低下による焦りから「侮辱的」な攻撃をしていると一蹴(いっしゅう)した。

 写真は同日、選挙戦最終日にロリアン(Lorient)で行われた集会で拍手を浴びるロワイヤル候補。(c)AFP/ERIC FEFERBERG