米テキサス・インスツルメンツが10億ドルの新規投資 - フィリピン
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【マニラ/フィリピン 3日 AFP】米テキサス州ダラス(Dallas)に本拠を置くテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments、TI )は3日、事業拡大を目的として10億ドル(約1190億円)をフィリピン国内に投資すると発表した。
世界最大の携帯電話向け半導体チップメーカーであるテキサス・インスツルメンツは、フィリピンのグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領が同席する会見で、この計画を発表した。
アロヨ大統領は、「誘致競争は熾烈を極めたが、最終的にフィリピンを選んでくれて嬉しい」と会見の席で述べた。
ケビン・リッチー(Kevin Ritchie)技術・生産担当上級副社長は、進出先の選定にあたり、期待される効果と労働力の質、公的投資優遇策を基準に「世界のあらゆる国、あらゆる場所」を検討したという。
同社は、28年前からフィリピン北部のリゾート地バギオ(Baguio)に製造施設を持っている。今回の選定には「バギオでの製造事業の質の高さが決め手となった。バギオ工場は、当社の製造施設のなかでも最良の生産施設の1つだ」と述べた。
新しい生産拠点は今年7~8月に、マニラ北方の米空軍基地跡地、クラーク特別経済区(Clark Economic Zone)で建設が着工され、2008年末までには、機器の搬入までを完了の予定。
写真は、3日、マニラ(Manila)のマラカニアン宮殿で記者会見するフィリピンのグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領(右)とテキサス・インスツルメンツのケビン・リッチー(Kevin Ritchie)上席副社長(左)。(c) AFP PHOTO/Jay DIRECTO
世界最大の携帯電話向け半導体チップメーカーであるテキサス・インスツルメンツは、フィリピンのグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領が同席する会見で、この計画を発表した。
アロヨ大統領は、「誘致競争は熾烈を極めたが、最終的にフィリピンを選んでくれて嬉しい」と会見の席で述べた。
ケビン・リッチー(Kevin Ritchie)技術・生産担当上級副社長は、進出先の選定にあたり、期待される効果と労働力の質、公的投資優遇策を基準に「世界のあらゆる国、あらゆる場所」を検討したという。
同社は、28年前からフィリピン北部のリゾート地バギオ(Baguio)に製造施設を持っている。今回の選定には「バギオでの製造事業の質の高さが決め手となった。バギオ工場は、当社の製造施設のなかでも最良の生産施設の1つだ」と述べた。
新しい生産拠点は今年7~8月に、マニラ北方の米空軍基地跡地、クラーク特別経済区(Clark Economic Zone)で建設が着工され、2008年末までには、機器の搬入までを完了の予定。
写真は、3日、マニラ(Manila)のマラカニアン宮殿で記者会見するフィリピンのグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領(右)とテキサス・インスツルメンツのケビン・リッチー(Kevin Ritchie)上席副社長(左)。(c) AFP PHOTO/Jay DIRECTO