【エルサレム/イスラエル 2日 AFP】昨年7月のイスラエルによるレバノン進攻について、30日に発表された調査委員会の中間報告書が「進攻は失敗だった」と非難したことを受け、与党カディマ(Kadima)内部からもエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相に対する辞任要求の声が上がっている。

 国営ラジオで2日、カディマの議会内総務を務めるAvigdor Itzchaky議員は「当面、選挙の予定はない。カディマ政権の存続のために、オルメルト首相は辞任を決断するべきだ」と発言した。

 同議員はまた、「(オルメルト首相の)残り任期3年間を代わりに任せられるカディマ党首を選ぶ時期が来た」と語った。

 政府調査委員会は4月30日、レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(Hezbollah)との昨年の戦闘に関する中間報告書を発表し、この戦闘が「重大な失敗」だったとしてオルメルト首相と軍幹部を非難した。
 
 写真はエルサレム(Jerusalem)で1日、デビッド・コーエン(David Cohen)新警視総監の就任式に出席するオルメルト首相。(c)AFP/MENAHEM KAHANA