【アリ・アルサレム空軍基地/クウェート 1日 AFP】中東歴訪で3番目の訪問国となるクウェートに30日到着した安倍晋三首相は1日、イラクへの輸送支援活動に従事する航空自衛隊部隊を訪問した。クウェートの部隊への訪問は日本の首相としては初めて。

 航空自衛隊部隊はクウェート市(Kuwait City)の西50キロにあるアリ・アルサレム(Ali Al-Salem)空軍基地に駐留しており、2006年に陸上自衛隊がイラクから完全撤退したあとも、イラクの多国籍軍と国連軍に物資・人員補給を行っている。同基地には、隊員210人とC-130輸送機3機が配備されている。

 1日朝に基地を訪問した安倍首相は、「イラクの治安状態は依然として厳しく、任務中は充分警戒しなければならないが、これからもイラクの再建に多大なる貢献をし、わが国の歴史に栄光ある1ページを刻みつつあるということを肝に銘じて欲しい」と隊員たちを激励した。

 安倍内閣は、7月末に期限が切れるイラク復興支援特別措置法を2年延長する改正法案を3月に閣議決定している。この法案が、与党・自民党が過半数を占める衆参両院でも可決されるのはほぼ確実とされる。

 写真はクウェート市(Kuwait City)で30日、サバハ首相(右)と会談する安倍首相(左)。(c)AFP/YASSER AL-ZAYYAT