【タリン/エストニア 1日 AFP】エストニア政府が4月27日に敢行した旧ソ連兵の銅像の移設をめぐる問題で、銅像の下に旧ソ連兵士12人分のひつぎが埋葬されていたことが分かり、そのうち6つが開けられた。科学捜査官のUllar Lanno氏が4月30日に明らかにした。Estonian Forensic Medical Bureauの責任者である同氏は、記者団らに対し「我々はこれまでに6人分の頭がい骨と遺骨の一部を確認している。遺骨はひつぎから動かさず、そのままの状態で調査と資料作成を行う」と語った。写真はタリン(Tallinn)で4月30日、市の中心街から移設された旧ソ連兵の戦争記念碑。ロシア語とエストニア語で、「名も無き兵士へ」と書かれている。(c)AFP/RAIGO PAJULA