【バルセロナ/スペイン 29日 AFP】男子テニス、セアット・ゴド・オープン(Open SEAT 2007)、シングルス決勝。大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、大会第12シードのギエルモ・カニャス(Guillermo Canas、アルゼンチン)と対戦。ナダルは2-0(6-3、6-4)のストレートでカニャスに勝利し、史上2人目となる同大会3連覇達成と同時にクレーコートでの連勝記録を72に伸ばした。

 クレーコートで無類の強さを発揮し、バルセロナではここ15戦無敗と相性の良いナダルは、各セットで1度ずつサービスブレークを記録して危なげなくポイントを重ね、ブラジル・オープン2007(Brazil Open 2007)を制し、ソニー・エリクソン・オープン2007(Sony Ericsson Open 2007)でも準優勝を果たすなど今シーズン好調のカニャスを1時間40分で退け、スウェーデンのマッツ・ビランデル(Mats Wilander)以来2人目の大会3連覇を達成した。

 試合後ナダルは「母国で再び勝つことができて最高の気分だ。連勝記録はいつか途絶えてしまう日が来ることは理解しているが、全ての試合でベストを尽くすことしか考えていない。クレーコートで世界屈指の実力を誇り、今シーズン素晴らしいスタートを切っているカニャスを降し3連覇を達成できてとても満足している」と語り、優勝の喜びを口にした。

 また、この結果ナダルとの対戦成績が3戦全敗となったカニャスは試合後に「ナダルには前回と前々回の優勝も含めておめでとうと言わなきゃいけない」と冗談を交えて語り、ナダルを称えている。

 なお、ナダルはこの後ローマ、ハンブルクで開催されるクレーゲームの大会を経て、大会3連覇を目指す全仏オープン・テニス(French Open)に出場する予定となっている。

 写真は、リターンショットを放つナダル。(c)AFP/CESAR RANGEL