銅像撤去問題でロシアを非難 - エストニア
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【タリン/エストニア 29日 AFP】エストニア政府は28日、旧ソ連時代のソ連兵士の銅像移転をめぐる問題で、両国の関係にさらに緊張を招くロシア政府の対応を非難した。両国の外相は互いに敵意をあらわにし、26日夜に首都タリン(Tallinn)の銅像付近で起きた住民らの衝突の最中に死亡したロシア国籍男性についても対立した。
ロシア政府は「ロシア国籍の男性が暴動により殺害された。銅像の移転に反対を唱える人々がエストニアの警察官らによって攻撃を受けた」と主張。一方のエストニア政府は、男性の死亡と国家権力との関係を完全に否定し、「タリンで暴動を決行したロシア系住民らは銅像を守ろうとしたのではなく、同地区の店などを崩壊し、営業を妨害しただけだ」と述べている。
事件の引き金となった銅像は、エストニアでは約50年続いた旧ソ連による占領の歴史の象徴とされる一方、露では、第二次世界大戦でナチスを打倒した赤軍(Red Army)兵士らを記念する神聖な記念碑とされている。銅像は27日未明に撤去された。
写真は28日、モスクワ(Moscow)のエストニア大使館前でエストニア政府に対して抗議する旧ソ連軍の制服を着用する退役軍人。(c)AFP/PAVEL ZELENSKY
ロシア政府は「ロシア国籍の男性が暴動により殺害された。銅像の移転に反対を唱える人々がエストニアの警察官らによって攻撃を受けた」と主張。一方のエストニア政府は、男性の死亡と国家権力との関係を完全に否定し、「タリンで暴動を決行したロシア系住民らは銅像を守ろうとしたのではなく、同地区の店などを崩壊し、営業を妨害しただけだ」と述べている。
事件の引き金となった銅像は、エストニアでは約50年続いた旧ソ連による占領の歴史の象徴とされる一方、露では、第二次世界大戦でナチスを打倒した赤軍(Red Army)兵士らを記念する神聖な記念碑とされている。銅像は27日未明に撤去された。
写真は28日、モスクワ(Moscow)のエストニア大使館前でエストニア政府に対して抗議する旧ソ連軍の制服を着用する退役軍人。(c)AFP/PAVEL ZELENSKY