【アラマゴード/米国 28日 AFP】人気SFテレビシリーズ「スタートレック(Star Trek)」の出演者、故ジェームズ
・ドゥーアン(James Doohan)氏の遺灰を積んだロケットの打ち上げを翌日に控えた27日、熱烈なスタートレックファンを含む100人以上の人々が最後の別れを告げるため、アラマゴードに集まった。

 USSエンタープライズ号(USS Enterprise)のモンゴメリー・スコット(Montgomery Scott)機関長役で親しまれたドゥーアン氏はカナダ出身の俳優で、2005年に85歳で亡くなっている。度重なる延期に見舞われた遺灰の打ち上げ計画は28日、ようやく実現する運びとなった。同氏の遺灰を乗せたSpaceLoft XLは、南西部ニューメキシコ(New Mexico)州ラスクルーセス(Las Cruces)付近の民間の発射台から打ち上げられる予定だ。

 ロケットには、ドゥーアン氏のほか宇宙飛行士の故ゴードン・クーパー(Gordon Cooper)氏など約200人分の遺灰が積み込まれるという。

 New Mexico Museum of Space Historyで27日に執り行われた感動的な式典の後、ドゥーアン氏の妻、Wendeさんは「宇宙葬」について「夫がこの場にいれば、興奮して発射ボタンを押したことでしょう。宇宙に夢中でしたから」と語った。

 ドゥーアン氏は永遠に、「Beam me up, Scotty」のキャッチフレーズとともに人々の記憶に留められることだろう。

 写真は27日、New Mexico Museum of Space Historyで執り行われた式典に出席する人々。(c)AFP/ROBYN BECK