【パンプロナ/スペイン 26日 AFP】サッカー、UEFA杯（UEFA Cup）・準決勝、オサスナ（CA Osasuna）vsセビージャ（Sevilla）、第1戦。試合は後半10分にロベルト・ソルダド（Roberto Soldado）のゴールで先制したオサスナが1-0でセビージャを降し、欧州サッカー連盟（UEFA）主催の大会では初の決勝進出へ大きく前進した。第2戦は5月3日にセビージャのホームで行われる。

　前半で試合のペースを握ったオサスナは後半10分、ダビド・ロペス（David Lopez）の右サイドからのクロスにソルダドがヘディングで合わせて先制点を奪い、その後もソルダドとファンフラン（Juan Francisco Torres Belen "Juanfran"）らを中心に果敢にゴールへ攻め続けたが、セビージャのGKダビド・コベーニョ（David Cobeno）から追加点を奪う事は出来なかった。

　一方、前回大会覇者のセビージャは、オサスナのダビド・ロペスに苦しめられて前線のフレデリック・カヌーテ（Frederic Kanoute）へ効果的にボールを回す事が出来ず苦戦を強いられ、6分近くあった後半ロスタイムで反撃を試みるも同点ゴールを奪えず、試合はホームのオサスナがそのまま1-0で貴重な勝利を収め、5月16日にグラスゴーで行われる決勝戦進出へ向けて一歩リードした。

　写真は、チームメイトからの祝福を受けるソルダド（右）。(c)AFP/Rafa RIVAS