【東京 26日 AFP】任天堂は26日、2007年3月期の決算(短信)を発表した。次世代ゲーム機「Wii(ウィー)」のハードおよびソフトの販売好調を受け、純利益は前期比で77.2%増の成長となった。

 任天堂によると、通期の純利益は前期比77.2%増の1743億円となったほか、営業利益は前期比150%増を上回る2260億円、売上高は90%近い伸びで、9665億円に達した。

 任天堂は携帯型ゲーム機市場をほぼ独占してきたが、同分野での売り上げは長期的に下降線をたどっていた。しかし、女性や中高年層など新しい購買層にアピールする携帯型ゲーム機の投入が業績回復に貢献した、と同社は分析する。携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」、家庭用次世代ゲーム機「Wii」双方の販売が予想を大きく上回り、同社は決算発表声明のなかで、「ニンテンドーDS、Wiiの売り上げ成績の好調が示すとおり、ビデオ・ゲーム業界は上向きだ」と述べている。

 写真は、記者会見で次世代ゲーム機「Wii」を披露する任天堂の岩田聡社長(2006年12月7日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO