【東京 23日 AFP】22日に行われたサッカー、スコットランド・プレミアリーグ・第34節、キルマーノック(Kilmarnock)戦で後半ロスタイムに決勝ゴールを決め、チームを2年連続となる通算41度目のリーグ優勝に導き、スコットランド・プロサッカー選手協会が選ぶ同リーグの年間最優秀選手(MVP)「SPFAプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(SPFA player of the player)」に選出されたセルティック(Celtic)に所属する日本代表のMF中村俊輔(Shunsuke Nakamura)を、日本の各紙が賞賛している。

 スポーツ紙「東京中日スポーツ(Tokyo-Chunichi Sports)」は「俊輔、優勝弾!」と大々的に報じ、「日刊スポーツ(Nikkan Sports)」も「俊輔、劇的すぎる!」という見出しで「中村の名が欧州サッカー史に刻まれた」と伝えるなど、各紙は一面で中村の偉業を報じた。また「産経新聞(Sankei Shimbun)」は、中村がユニフォームを振り回し、自らの決勝ゴールに歓喜する写真と共に中村の活躍を伝えるなど、スポーツ紙のみならず全国紙もスポーツ面で中村を大きく取り上げた。

 また、チームメイトのリー・ネイラー(Lee Naylor)、アルトゥル・ボルッチ(Artur Boruc)やアバディーン(Aberdeen)の主将ラッセル・アンダーソン(Russell Anderson)等を抑えてリーグMVPに輝いた中村は「受賞は嬉しいが、この賞はチームやサポーターの存在があってこその物で、自分一人の力で獲得できるものではない。チームメイト全員がこの賞に値する。例えば、ニール・レノン(Neil Lennon)は決してスポットライトを浴びるような選手ではないが、チームの屋台骨を支える重要な選手であり、彼のような選手無しではセルティックのサッカーは成立しない」とコメントし、チームメイトへの賞賛を忘れることなく受賞の喜び語っている。

 中村は、1997年に横浜マリノス(現横浜・F・マリノス(Yokohama F Marinos)に入団し、2000年にはJリーグのMVPに輝くなど在籍した6シーズンで148試合に出場して33ゴールを記録。2002年に移籍したイタリア・セリエAのレッジーナ(Reggina Calcio)では、2シーズン在籍し81試合に出場して11ゴールを記録し、2005-06シーズンからセルティックでプレーしている。

 写真は、本拠地セルティック・パーク(Celtic Park)のピッチでMVPのトロフィーを手にポーズを取る中村。(c)AFP/BRIAN STEWART