【東京 23日 AFP】安倍晋三首相は23日、2008年に日本で開かれる主要8か国(G8)首脳会議の開催地を北海道・洞爺湖町に決定した。

 洞爺湖は火山性の天然温泉を擁するなど自然の豊かな保養地。日本テレビの取材に答えた安倍首相は、自身の掲げる「美しい国」日本の建設を目指す計画にも、洞爺湖のイメージが合っていると述べた。「(08)サミットの主要議題は環境問題なので、それにふさわしい場所を選んだ」とも語った。

 首都圏など都市部から離れた保養地が選ばれた理由のひとつには、警備のしやすさもあげられる。今回のサミットでは、2004年に米国で開催された際と同レベルの厳重な警戒態勢が見込まれている。「多くの国の指導者が集まる。厳重な警備態勢が地元住民に与えるであろう影響も考慮した」と安倍首相は述べた。

 港町・横浜や古都・京都といった国際行事が頻繁に開催される都市もG8開催候補地に名乗りをあげていた。国内で前回、G8サミットが行われたのは2000年の沖縄サミット。

 G8サミットには英、カナダ、仏、独、伊、露、米国と日本の高官らが集まる。2007年のサミットは6月、ドイツで開催される。

 写真は2008年のG8サミット会場に選ばれた北海道・洞爺湖畔の洞爺湖町から臨んだ対岸の有珠山(2000年4月1日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI