【コロンバス/米国 21日 AFP】6月28日に行われるNBAドラフトで上位指名が予想されているオハイオ州立大学(The Ohio State University)のグレッグ・オデン(Greg Oden)が、NBA入りの為に大学を中退することが大学側により発表された。

 2メートル13センチの恵まれた体格にスピードとテクニックを兼ね備えたオデンは、2006年の高校卒業と同時にNBA入りを期待されていた。しかし同年、NBAがドラフトの候補資格を高校卒業後最低1年と改正した為にNBA入りが不可能となり、オハイオ州立大に進学をしていた。今季はルーキーながら、1試合平均15.7点、9.6リバウンド、3.3ブロックと素晴らしい成績を収めている。

 オデンはNBA入りに関して、「バックアイズ(チームの愛称)には愛着があるのでとても難しい選択だったが、より高いレベルで世界のベストプレーヤーたちと競い合う機会を逃したく無かった。家族、友人、監督と相談した結果、挑戦すると決断した」と語った。

 写真は、NCAAバスケットボール、ジョージタウン大学(Georgetown University)戦でダンクシュートを決めるオデン。(c)AFP/Getty Images Win McNamee