【ハバナ/キューバ 20日 AFP】病気療養中のフィデル・カストロ(Fidel Castro)キューバ国家評議会議長(80)は20日、中国共産党政治局常務委員会の呉官正(Wu Guanzheng)委員と会談した。地元テレビは、カストロ議長が胡錦濤(Hu Jintao)国家主席からの親書を受け取ったことを伝えた。

 政府の発表によると、カストロ議長と呉委員との会談は1時間にわたり、多岐の問題について話し合われる有意義なものだった。今回の訪問は、特に2004年の胡主席のキューバ訪問以降、非常に良好な両国関係を示すものだという。呉委員は19日から4日間キューバに滞在、その後、コロンビアやチリにも訪問する。

 呉委員は、カストロ議長との会談後、2006年7月に権限を一時的に委譲されたラウル・カストロ(Raul Castro)第1副議長とも会談した。国内問題や国際問題について話し合われ、両国の共産党、政府、国民の親密さが再確認された。

 中国はキューバにとってベネズエラに続く2番目の貿易相手国で、2006年の貿易額はおよそ20億ドル(約2372億円)に上り、外貨獲得のための主要な貿易相手国となっている。

 写真は、病院を訪れたアルゼンチンの下院議員と話すカストロ議長(2006年9月13日撮影)。(c)AFP/STATE COUNCIL