【リマ/ペルー 21日 AFP】ペルー陸軍は22日、ペルー日本大使公邸占拠事件の解決10周年を祝う。この事件は、左派ゲリラトゥパク・アマル革命運動(MRTA)の武装グループが首都リマ(Lima)の日本大使公邸に72人の人質を取って18週間にわたって立てこもったもの。ペルー特殊部隊が公邸に突入し、実行犯14人すべてが殺害され、事件は解決した。この突入でペルー人の人質1人と特殊部隊員2人も死亡した。一方、ペルー国内では、突入後すでに降伏した武装グループのメンバーを殺害した容疑を問われた特殊部隊員の裁判の行方に注目が集まっている。写真は20日、報道陣の前で突入を再現する特殊部隊員。(c)AFP/JAIME RAZURI