銃乱射事件、犯人ビデオは放映すべきだったのか? - 米国
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【ニューヨーク/米国 20日 AFP】バージニア工科大学(Virginia Tech University)の銃乱射事件の犯人とされる韓国人学生チョ・スンヒ(Cho Seung-Hui)容疑者(23)がNBCテレビに送りつけてきたビデオを同局が放映したことが、国内で議論となっている。
ビデオは、16日の事件当日、1回目の銃撃で2人を殺害した後、2回目の銃撃を行う前に投函されたと見られる。同容疑者が拳銃2丁を構えて「お前らの手は血塗られている」などと「罵倒」する様子が収録されている。
警察と遺族は、このようなビデオを「一般市民は見るべきではなかった」と放映を非難。「NBCは容疑者の思惑通りに動いている」との声もある。
NBCの幹部は、このビデオを放映するかを長時間にわたり検討し、「放映頻度を抑える」という申し合わせの上で、放映を決定したという。
NBCは、放映に踏み切った理由を「彼がなぜあのような恐ろしい事件を引き起こしたのか、その答えがビデオの中に見つかると判断した」と説明。さらに、ビデオは世界中のテレビ、ウェブサイト、新聞で報道されているとして、「ビデオの公開は世界中のメディアが決めたことでもある」としている。
CNNは、「殺人者の深層心理を知る強力な手がかりになる」と、ビデオの放映を決定。一方のFOXテレビは、放映中止を発表した。その理由は明らかにしていない。
NBCニュース・キャスターのマット・ラウアー(Matt Lauer)氏は、「放映をめぐっては様々な議論がある」と語り、同じくキャスターのブライアン・ウィリアムズ(Brian Williams)氏は、「このようなビデオを流すとは、悪趣味だ」と発言している。
遺族の1人はAFPに対し、「あのビデオは僕を怒らせただけ。見ない方が良かった」と語った。バージニア警察のSteve Flaherty本部長も、「あのような映像を見慣れていない人々がわざわざ見せられたという事実に憤りを覚える」と、失望感を示した。
バージニア工科大学のある学生は、ビデオは容疑者の精神異常を示しているだけと指摘した上で、「私も他の人々同様に好奇心を持っている」と、放映しないのではなく「放映を繰り返さないなど、ある程度の自制をすべき」と主張した。
写真は19日、NBCのウェブサイトに掲載された、容疑者が送りつけてきた写真の1枚。(c)AFP/MSNBC
ビデオは、16日の事件当日、1回目の銃撃で2人を殺害した後、2回目の銃撃を行う前に投函されたと見られる。同容疑者が拳銃2丁を構えて「お前らの手は血塗られている」などと「罵倒」する様子が収録されている。
警察と遺族は、このようなビデオを「一般市民は見るべきではなかった」と放映を非難。「NBCは容疑者の思惑通りに動いている」との声もある。
NBCの幹部は、このビデオを放映するかを長時間にわたり検討し、「放映頻度を抑える」という申し合わせの上で、放映を決定したという。
NBCは、放映に踏み切った理由を「彼がなぜあのような恐ろしい事件を引き起こしたのか、その答えがビデオの中に見つかると判断した」と説明。さらに、ビデオは世界中のテレビ、ウェブサイト、新聞で報道されているとして、「ビデオの公開は世界中のメディアが決めたことでもある」としている。
CNNは、「殺人者の深層心理を知る強力な手がかりになる」と、ビデオの放映を決定。一方のFOXテレビは、放映中止を発表した。その理由は明らかにしていない。
NBCニュース・キャスターのマット・ラウアー(Matt Lauer)氏は、「放映をめぐっては様々な議論がある」と語り、同じくキャスターのブライアン・ウィリアムズ(Brian Williams)氏は、「このようなビデオを流すとは、悪趣味だ」と発言している。
遺族の1人はAFPに対し、「あのビデオは僕を怒らせただけ。見ない方が良かった」と語った。バージニア警察のSteve Flaherty本部長も、「あのような映像を見慣れていない人々がわざわざ見せられたという事実に憤りを覚える」と、失望感を示した。
バージニア工科大学のある学生は、ビデオは容疑者の精神異常を示しているだけと指摘した上で、「私も他の人々同様に好奇心を持っている」と、放映しないのではなく「放映を繰り返さないなど、ある程度の自制をすべき」と主張した。
写真は19日、NBCのウェブサイトに掲載された、容疑者が送りつけてきた写真の1枚。(c)AFP/MSNBC