米国防長官、中東歴訪を終え帰国の途に - イスラエル
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【テルアビブ/イスラエル 19日 AFP】中東歴訪中だったロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は19日午後、最後の訪問地イスラエルでのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相との会談を終え、帰国の途についた。
同日午前、エルサレム(Jerusalem)で行われたオルメルト首相との会談でイランの核問題を協議したゲーツ長官は、同問題を外交を通じて解決するとの米国の方針を示した。
またゲーツ長官は、オルメルト首相との会談に先立ち同日午前、ツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相と会談したが、報道陣向けの声明発表は行われなかった。
ゲーツ長官の中東歴訪は、同地域でのイランの影響力への牽制と、中東諸国からのイラク政策支持取り付けを目的としたもの。イスラエルは、ヨルダン、エジプトに次いでゲーツ長官の中東歴訪の3か国目の訪問先。イスラエルは米国の主要同盟国ながら、国防長官の訪問は7年ぶりとなる。
前日18日にイスラエル入りしたゲーツ長官は、テルアビブ(Tel Aviv)空港に降り立つと、直ちにアミール・ペレツ(Amir Peretz)国防相との会談に入った。しかし、バグダッド(Baghdad)で190人あまりが死亡した連続テロが発生したため、急遽、ペレツ国防相と共同記者会見を行い、テロを非難した。
会見でゲーツ長官は、「この悲劇によっても、米政府は、2月に導入したイラク軍との合同治安回復作戦の手を緩めることはない」と強調した。
同長官は、「反政府武装勢力は、イラク人民に『米国の作戦は失敗だった』と思わせることを狙っているのだ。彼らが、攻撃を激化させることは以前から予想済みだった」と述べ、「われわれは、彼らが間違っていることを示すためにも、治安回復作戦を遂行しなければならない」と、掃討作戦続行の意思を示した。
その後、18日午後に行われた記者会見でのゲーツ長官のコメントは、イラン問題に集中した。欧米諸国が、核兵器開発の隠れみのと疑っているイランの核プログラム問題について、同長官は、外交を通じた解決が望ましいとの考えを示した。
「イランの核プログラム問題については、外交努力の継続が重要だ」
イスラエルに先立ち立ち寄ったヨルダン、エジプトでは、ゲーツ長官はそれぞれ、アブドラ・ビン・フセイン(Abdullah Bin Hussein)ヨルダン国王、ムハンマド・ホスニ・ムバラク(Muhammad Hosni Mubarak)エジプト大統領との会談。今回の中東歴訪のもう一つの最重要議題、こう着状態となっている和平プロセスの進展について協議した。
一方、イスラエルではレバノン、ガザ地区(Gaza Strip)、シリアとの問題についても協議した。
2006年7月、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」がレバノン南部の国境地帯でイスラエル軍への攻撃を仕掛けたことを機に、イスラエル軍がレバノンへ進攻、ヒズボラとイスラエル軍との1か月以上におよぶ戦闘となった。
その後もイスラエルは、ヒズボラが監視が手薄なシリア国境から武器を密輸し、再軍備を行っていると非難している。
写真はエルサレムの首相府で19日、会談に先立ち握手するオルメルト首相(左)とゲーツ米国防長官。(c)AFP/GALI TIBBON
同日午前、エルサレム(Jerusalem)で行われたオルメルト首相との会談でイランの核問題を協議したゲーツ長官は、同問題を外交を通じて解決するとの米国の方針を示した。
またゲーツ長官は、オルメルト首相との会談に先立ち同日午前、ツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相と会談したが、報道陣向けの声明発表は行われなかった。
ゲーツ長官の中東歴訪は、同地域でのイランの影響力への牽制と、中東諸国からのイラク政策支持取り付けを目的としたもの。イスラエルは、ヨルダン、エジプトに次いでゲーツ長官の中東歴訪の3か国目の訪問先。イスラエルは米国の主要同盟国ながら、国防長官の訪問は7年ぶりとなる。
前日18日にイスラエル入りしたゲーツ長官は、テルアビブ(Tel Aviv)空港に降り立つと、直ちにアミール・ペレツ(Amir Peretz)国防相との会談に入った。しかし、バグダッド(Baghdad)で190人あまりが死亡した連続テロが発生したため、急遽、ペレツ国防相と共同記者会見を行い、テロを非難した。
会見でゲーツ長官は、「この悲劇によっても、米政府は、2月に導入したイラク軍との合同治安回復作戦の手を緩めることはない」と強調した。
同長官は、「反政府武装勢力は、イラク人民に『米国の作戦は失敗だった』と思わせることを狙っているのだ。彼らが、攻撃を激化させることは以前から予想済みだった」と述べ、「われわれは、彼らが間違っていることを示すためにも、治安回復作戦を遂行しなければならない」と、掃討作戦続行の意思を示した。
その後、18日午後に行われた記者会見でのゲーツ長官のコメントは、イラン問題に集中した。欧米諸国が、核兵器開発の隠れみのと疑っているイランの核プログラム問題について、同長官は、外交を通じた解決が望ましいとの考えを示した。
「イランの核プログラム問題については、外交努力の継続が重要だ」
イスラエルに先立ち立ち寄ったヨルダン、エジプトでは、ゲーツ長官はそれぞれ、アブドラ・ビン・フセイン(Abdullah Bin Hussein)ヨルダン国王、ムハンマド・ホスニ・ムバラク(Muhammad Hosni Mubarak)エジプト大統領との会談。今回の中東歴訪のもう一つの最重要議題、こう着状態となっている和平プロセスの進展について協議した。
一方、イスラエルではレバノン、ガザ地区(Gaza Strip)、シリアとの問題についても協議した。
2006年7月、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」がレバノン南部の国境地帯でイスラエル軍への攻撃を仕掛けたことを機に、イスラエル軍がレバノンへ進攻、ヒズボラとイスラエル軍との1か月以上におよぶ戦闘となった。
その後もイスラエルは、ヒズボラが監視が手薄なシリア国境から武器を密輸し、再軍備を行っていると非難している。
写真はエルサレムの首相府で19日、会談に先立ち握手するオルメルト首相(左)とゲーツ米国防長官。(c)AFP/GALI TIBBON